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これも5手目という早い段階で分岐する相掛かりのハメ手。 先手が通常78金とあがるところで78銀(図1)と上がるのがこの戦法の特徴かもしれない。 78銀に後手も32金と自然に進めると、先手は96歩と突く、後手が先に飛車先交換ができそうだが・・・。 というわけで86歩と突いてみると、以下同歩同飛に97角!!(図2) 飛車に当てつつ、間接的に馬成りを睨んでいる手である。 それもこれも桂馬にヒモが突いているので成立する手である! かといってそんなうまく行くはずもなく、冷静に96飛(図3)で先手の角が困ったようだが・・・。 (53角成には99飛成で香車を取られてしまう。) そこで24歩と突く。これには後手は同歩と応じるしかなく、以下同飛に23歩なら84飛車(図4)と回る。 後手は82歩しかない。ここで92歩同香83歩(図5)に同歩なら同飛成で後手は香車が助からない。 なので83歩には72金だが、82歩成同銀と入れておいて、先手は53角成(図6)とする。 対して19飛成なら82飛成と飛車を切って先手の勝ちなので、(同金だと52銀で詰む) 後手は83歩しかないが、54飛車で決まっている。
これで後手がはっきり悪いというということは96歩に86歩がいけなかったということになる。 かといって96歩に53の地点を守るような手を指すのは先手に96歩を許し、 先に一歩交換されてしまうので後手はその前に対策することになる。 対策その1:96歩に84飛車(図7) 24の地点を守った手である。これには先手も26飛車と浮き、飛車先を交換していない相掛かり浮き飛車という謎な戦形が予想される。 対策その2:5手目78銀に対して86歩(図8) 一見五手爆弾の後手がやっちゃいけないパターンのようだが先手が78銀と上がったため角にヒモがついてないから成立するのでは、という手。 流石にここで24歩は同歩86歩同飛に87歩は84飛車と引かれて一歩損。(先手は歩がないため23歩が打てない) 23歩は88飛成22歩成同銀と竜を作られ先手不利なので突けない。 なので86歩には素直に同歩と応じ、以下、87歩84飛で後手が良いようだが、 先手はここで76歩と突き、34歩には角交換から66角82飛24歩のように指せば互角の力戦になるのでは、と思う。
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