浮き飛車棒銀


飛車を浮いたまま38銀〜27銀〜36銀(図1)と棒銀に出る戦法である。

相手が何も備えなければ棒銀が決まり先手大成功となるが、もちろんそう簡単にはいかない。
後手の対策は先手36銀の時に86歩と飛車先を交換し、84飛(図2)と飛車を84に引いて飛車の横利きで棒銀を受ける。
25銀と34の歩を狙う手には65歩(図3)と突けば受かっている。
また、いつでも44角が26の飛車に当たるため、やはり浮き飛車からの速攻は難しいと思う。(44角28飛33桂(図4)や22銀で棒銀が受かる。)
44角の後、後手は54歩とつき、55歩の位取りや53角から74歩75歩(図5)を狙うのが一例。

以上のことから浮き飛車棒銀は棒銀で攻めていく戦法ではなく、後手の駒組に揺さぶりをかける戦法だと思われる。

因みに相掛かりでも矢倉でも基本的に棒銀は78金。88銀(32金、22銀)を形を作れば受かる。



図1 図2 図3 図4 図5
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